◆ IWC2015レポート 事前準備編 
                                                  
									              
								                  										          
									              インターナショナルワインチャレンジ(IWC)2015の審査が今年もロンドンで始まりました。 
世界中から1万を超えるワインが、これも世界中から集まった400人を超えるワインのエキスパートに 
よって2週間かけて審査されていきます。 
											      IWCは1983年に始まりSake部門の審査は2007年からスタート、今年で9回目となり、海外産を含めて 
											        300社から7つの部門に合計877銘柄がエントリーされました。 
											      Sake部門の審査は4月20日から22日の3日間にわたって行われますが、今回はその準備の裏側を 
											        少しご紹介します。 
											      
											      
										          
											        
                                                  日本から全て航空便で送られた日本酒は登録作業後に審査会場(The OVAL)に運び込まれます。 
                                                    1銘柄ずつに固有のID番号が割り当てられて、この番号に応じてバックヤードの棚に並べられて 
                                                    いきますが、1万以上のワイン、877銘柄の日本酒が並ぶさまは正に壮観です。 
                                                    スパークリングについては全て冷蔵倉庫で保管されています。 
                                                   
                                                  
                                                   
                                                    
                                                  登録が終わると、1銘柄ずつボトル写真を撮っていきます。 
                                                  
                                                   
                                                   
                                                  その後登録銘柄名のスペルミスや、商品スペックの情報、カテゴリーに間違いがないかなどを 
                                                    入念に調べていきます。 
                                                  そして審査前々日が準備の本番です。 
                                                    先ずは並べられた棚から、指定された番号のものだけをピックアップしていきます。 
                                                  
                                                   
                                                   
                                                  それを、別のスタッフが、ラベルやカテゴリー等の情報を詳しくチェックした後、 
                                                    ラベルが判らないように、袋に入れられます。 
                                                    この段階で、形の変わったボトルは、一般的なボトルに移し替えられます。 
                                                  
                                                   
                                                  
                                                   
                                                   
                                                  袋に入れたお酒を再度、詰め戻したら準備は完了。もちろん開栓は審査直前に行われます。 
                                                   
                                                  
                                                   
                                                  次回は審査の模様をお伝えします。